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「あの一打は神様のプレゼント」原英莉花が自己最高の3位

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(26日)◇小樽CC (北海道)◇6628yd(パー72)

2mのバーディチャンスにつけた最終18番。ルーキー原英莉花が懸命にグリーン上のラインを読む。「パッと見はスライスで、でもフックにも見えた。(キャディの尾崎)智春さんと相談して、まっすぐで打ったけどフックしました。本当に悔しい」。パーとして思わず苦笑いを浮かべた。

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2バーディ、1ボギーの「71」でプレーし、通算3アンダーで自己最高となる3位。「でも最後にパットが入って2位で気持ちよくなってたらダメだって、あの一打は神様からのプレゼントだと思って、次の成長につなげられるようにしたい」とすぐに表情を引き締めた。

3日目と最終日は元世界ランキング1位の申ジエ(韓国)とともにプレーし「アプローチのバリエーションも多くて、ショットの精度も良くて勉強になりました。さすがだなと。私もワクワクさせられるようなショットがしたい」。一流の技に舌を巻いたものの、4日間でのパーオン率は申の77%を上回る83%(全体1位)を記録するなど、難関・小樽CCでも安定したアプローチが際立った。

「この結果は自信になりました。しっかりと調子もあがっている感じですし、1位を目指して頑張っていきたい」。師匠で男子ツアー94勝を誇る尾崎将司にも結果を報告にいく予定で「3位は初めてなので何と言われるのか。課題を課せられるとは思いますけども」と笑顔で話した。(北海道小樽市/玉木充)

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