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福田真未がツアー2勝目に前進 距離が回復&パットに冴え

◇国内女子◇北海道meijiカップ 2日目(4日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6493yd(パー72)

首位と3打差の2位から出た福田真未が9バーディ、1ボギーで回り、自己ベストスコアに並ぶ「64」をマーク。通算11アンダーとして単独首位に躍り出た。

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今季好調のショットに加え、「速いグリーンにマッチした。全部入った」というパットが冴えわたり、4m以上のパットを7つも沈めた。「きょうはできすぎた内容」と謙遜したが、昨年の6月から森守洋コーチのもとで着実に技術を磨いてきた成果を強調した。

パッティングの際に肩に力が入り腹部が伸びる癖があったが、体幹を意識して打つようになったことで改善し、パットへの不安は解消。この日も「シンプルにラインを決めてストロークすることができた」と、高い集中力をキープし続けた。

プロになって正確性を求めるあまり、一時は飛距離を落としていたドライバーについても不満はない。「身体で振りに行かずクラブに仕事させる」というクラブの使い方を教わり、平均飛距離はもっとも落ちていた頃から20ydほど戻り、250ydを超えるまでに回復したという。

「以前は曲げたくない気持ちが強くて振れていなかったが、今は気持ちよく振れていることが自信につながっている」と分析する。コースの攻め方にも選択肢がうまれ、昨年は2オンを狙えるイメージがわかずにレイアップした9番(パー5)でも、この日は果敢に2打目をグリーン近くに運んでバーディ。初日は2オンに成功し、1パットのイーグルを奪った。

2017年11月の「伊藤園レディス」以来の2勝目に王手をかけ、否が応でも気持ちが昂るが、「望まずに挑めば結果は出る」と26歳は冷静だ。(北海道北広島市/柴田雄平)

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