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小祝さくらは3度目の正直ならず「優勝は簡単にはできない」

◇国内女子◇センチュリー21レディスゴルフトーナメント 最終日(22日)◇瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県)◇6518yd(パー72)

またしても苦杯をなめた。1打差首位で出たツアールーキーの小祝さくらが4バーディ、4ボギーの「72」と伸ばせず、通算13アンダー2位タイ。5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」、前週「サマンサタバサレディース」に続く今季3度目の最終日首位でスタートしたが、またしても初優勝を逃した。

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「過去の2試合は攻めるゴルフをしないで、耐える感じのゴルフで終わってしまった。今回はしっかりと攻めながら、逃げるゴルフはしないでいこうと思っていたのですが…」。

前半3番から連続バーディとしたが、6番でボギー。9番でも120ydの2打目をPWでグリーンを大きく越えてしまい、2パットのボギー。「運が悪かったのと、ショットの精度の低さが原因」と唇をかんだ。フェアウェイキープ率は初日から93%、79%、64%。パット数も26、29、32と日を追うごとに悪化した。

それでも賞金1072万円を加算し、今季の獲得賞金も約2995万円で同ランク13位。賞金シード(同50位以内、昨年は大山志保の約2238万円)を確実としたが「シードとかは関係なく優勝を目指して頑張りたい。いつかまたハマってくれる日がくればいい。優勝はそう簡単にできないという感じ」と悔しさをにじませた。

年間優勝者や賞金ランク25位までが出場権を得られる最終戦「「LPGAツアー選手権リコーカップ」(11月、宮崎CC)への出場を目標に掲げるだけに「1試合でも多く出て優勝したい。今後もできるだけ出場するつもりです」とすぐに気持ちを切り替えた。(滋賀県大津市/玉木充)

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