李知姫が単独首位 鈴木愛は2打差3位で最終日へ
2018年 ニチレイレディス
期間:06/15〜06/17 場所:袖ヶ浦CC新袖C(千葉)
松田鈴英は3打差5位 「父の日」に贈りたい最高のプレゼント
◇国内女子◇ニチレイレディス 2日目(16日)◇袖ヶ浦CC新袖C◇6548yd(パー72)
2位からスタートした昨年のプロテストトップ合格の松田鈴英は、3バーディ、2ボギーの「71」。首位と3打差の通算4アンダー5位タイで2日目を終え、「最終組が慣れていなくて、2日目でも緊張しました。コースでは大丈夫ですが、行く前までにいろいろと考えてしまった」と振り返った。
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前半1番(パー5)ではティショットを右に曲げたが、パーセーブとしてプレッシャーから解放。3番では128ydをPWで2mにつけて最初のバーディを奪った。後半17番(パー3)ではボギーをたたいたものの、続く最終18番(パー5)では2mのスライスラインを沈めてバーディ締めとし、逆転優勝に望みをつないだ。
今季はここまで14試合に出場し、予選通過は8試合。2週間後にはリランキング(獲得賞金により出場優先順位を並び替える制度)を控える身。ここまで378万円余りで同ランク32位と、以降の出場権をかけては、もうひと踏ん張りする必要がある。
あす最終日の17日は父の日。今季は全試合で父・直樹さんが帯同しており、目の前で初優勝をプレゼントしたいところだが、「それが最高ですが、お父さんとは20位を超えることができればいいなと話をしていた」という。5月31日は直樹さんの53歳の誕生日。「お姉ちゃんと2人で時計をあげました。値段は安いので言えませんが、『メッチャ高いやつ』と言って渡しています。信じちゃっています」と笑った。
新垣比菜、勝みなみ、小祝さくらなど実力者が集う89期生。「名前が全然売れていないので、私も頑張りたい。ちょっとでも上位フィニッシュできるようにしたい」。所属先のニトリをはじめ7社とスポンサー契約を結ぶ20歳が、プレーで最高の父の日を演出する。(千葉市/玉木充)