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「めっちゃ見ていて楽しい」藍さん大興奮の優勝争い

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3日目(9日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6525yd(パー72)

スコアボードの上位に並んだのは沖縄の後輩、東北高校の後輩、そして17歳のアマチュア選手たち。大会アンバサダーの宮里藍さんは「めっちゃ見ていて楽しいです。良い展開になってきたなと思います」と、自らの名が冠された第1回大会を楽しみながら観戦している。

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通算14アンダーで単独首位に立つ比嘉真美子は、沖縄県本部町の出身。「私がゴルフを始めたときからスター選手。夢の中の人物です。テレビで見ていた人と同じゴルフ場にいて、近くにいることがいまでも信じられない」という。

「沖縄のような小さな島から出て、こんなにも人を感動させることのできる人がいるんだって。私も、沖縄だけじゃなく、日本中を感動させるようなプレーをしたい」と思った幼少期の気持ちが、今週は宮里を間近に見てよみがえっている。

比嘉を1打差で追いかけるのは、東北高出身の木戸愛だ。2012年にツアー初優勝を飾った。以降は7年連続で賞金シードを守っているが、2勝目が遠い。この日は15番で2打目を木に当ててダブルボギーとしたが、「15番をあすのパワーに変えたい」と切り替えた。

「『頑張っていれば必ずいい日が来る』という父の言葉を信じて、頑張ります」とまっすぐな目を向けた木戸。この日、同組で回った東北高の先輩・有村智恵(通算11アンダー5位)とは「あすも頑張ろうね」と誓い合った。「藍さんの名前が冠についているので、より一層モチベーションが上がります」。

そして、2打差3位から史上6人目のアマチュア優勝を狙うのは、滝川第二高校3年の安田祐香。最終18番では上から7mのスネークラインを沈めて「うまいこと入ってくれて良かった」と照れ笑い。ギャラリーの大歓声にも「拍手をしてもらえてすごくうれしいし、頑張ろうと思います」と気おくれしない。

地元兵庫出身で、子どものころからラウンドを重ねたコース。「優勝を狙える位置だけど、いまの自分がどこまで行けるか知りたいです」と、謙虚な気持ちで攻め続ける。(兵庫県神戸市/今岡涼太)

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2018年 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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