黄金世代の小祝さくら（右）は初優勝なるか

◇国内女子◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 2日目（19日）◇中京GC石野コース（愛知）◇6441yd（パー72）

勝みなみ、新垣比菜ら実力者ひしめく黄金世代の小祝さくらは単独首位で最終日を迎え「スコアを考えるとミスショットが出る。リズムだけ考えてプレーしたい」と初優勝を見据えた。

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4月に20歳になったばかりの初々しいルーキー。しびれるような優勝争いの緊張は初めてだ。これまで最も緊張した場面を問われると、韓国の7人組アイドルグループ「防弾少年団」のライブ観戦（4月19日／横浜アリーナ）を挙げ「2列目で近すぎた。テンションが上がりました」と思わずはにかんだ。

独自のルーティーンを貫いている。朝のストレッチでは「そんなに好きじゃない曲を聴きます。好きな曲を聴くと耳から離れなくて、集中できないので」。と、この日は自身が生まれる10年前の1988年に発売されたアイドルグループ・光GENJIの「パラダイス銀河」に耳を傾けた。

勝はアマチュア時代の2014年に「「KKT杯バンテリンレディスオープン」を制し、新垣比菜は今年4月の「サイバーエージェントレディス」で初V。黄金世代の一人として結果を残したいだけに「優勝争いでも、多分緊張しないと思います。思い切って自分らしいプレーができたらいい」と冷静に話した。（愛知県豊田市／玉木充）