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先生がライバル? 菊地絵理香は“勝負強い女”を目指す

◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 2日目(12日)◇福岡CC和白コース(福岡)◇6292ヤード(パー72)

ツアー3勝の菊地絵理香が今季初優勝を視野に入れた。2日目にノーボギーの5アンダー「67」で通算7アンダーとし、首位の鈴木愛とは1打差2位。今季2位2回と勝ち切れていない中、3度目のチャンスが巡ってきた。

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この日奪った5つのバーディは、1mにつけた9番を除いて3mから7mというミドルレンジ。「ショートパットばかりやっているとリズム感が悪くなるし、ロングパットはただ寄せる練習になる。鈴木(愛)選手もそうだけど、それくらいの距離を入れられないと勝負にならない」と、今オフに重点的に練習してきた距離だという。

今年3月の「PRGRレディス」では、ラウンド終了後のパッティンググリーンで、年下の賞金女王・鈴木愛にアドバイスを求めた。「愛ちゃんに見てもらって、『打っている音が悪い』って言ってもらった。それからは音をイメージして練習しています」と菊地はいう。「アイアンとかではあるけど、パターで音を意識したことはなかったです…」。

鈴木の言葉を借りると、「フェースが立って厚く当たると、音が鈍くて転がりが悪い。ロフト通りだと、“カン”って軽い音がする」という。

そんな鈴木との優勝争いは「ふふっ、嫌ですね」と苦笑い。さらに今季1敗を含む、過去4戦全敗のプレーオフも「うん、嫌ですね」と即答した。「やりたくないです」。

自身の課題は分かっている。「ヤマハレディースオープン葛城」では、上がり3ホールで2ボギーを叩いて2位となり、「フジサンケイレディス」では永峰咲希にプレーオフで競り負けた。「土壇場というか、大事なところでミスをしてしまう」と菊地はいう。プレーオフ負けの翌週「サイバーエージェントレディス」では、同組で回ったアン・ソンジュ(韓国)から「あなたはもうちょっと勝負強くなりなさい」と指摘された。

「そういう言葉を頂きました」と、菊地は真摯に受け止めている。今週こそ、そんな苦手意識を克服してみせる時だ。(福岡県福岡市/今岡涼太)

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