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女子プロたちのもうひとつの戦い ベストスマイル賞の行方は

◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 事前情報(10日)◇福岡CC和白コース(福岡)◇6292ヤード(パー72)◇

賞金総額1億2000万円の高額賞金が懸かったコース上での戦い。それとは別に2013年から続く大会恒例のギャラリー投票による戦いが、「ベストスマイル賞」「ベストドレッサー賞」という2つの特別賞だ。

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「ベストスマイル賞」は、2013年は横峯さくらが受賞したが、14年から17年まではイ・ボミ(韓国)が4連覇中。一方の「ベストドレッサー賞」は13年、14年と木戸愛が連覇したあと、15年から17年まではこちらもイが3連覇中だ。

今年、イの独壇場に待ったを掛けそうなのが、地元九州・宮崎出身の19歳、三浦桃香だ。前週最終日に負傷した左手親指は「亜脱臼」と診断されたが、月曜日から水曜日まではアイシングや治療を続け、開幕前日の木曜日に初ラウンド。「テーピングもしているおかげで痛みもなく、不安なく振れて良かった。バーディも3つ獲れました」と笑顔で復活をアピールした。

「予選通過が目標です。あと1日はアンダーパーで回ること」と、目標設定は堅実だが、投票が金曜日から日曜日までの3日間、会場のギャラリープラザ内で行われることを考えると、日曜日まで残ることは大いに意味があるだろう。

今季2試合目の出場となるアン・シネ(韓国)は、「そういう賞があることは知らなかった」と目を丸くしたが、「ベストスマイル賞に関しては、“スマイルクイーン(キム・ハヌル)”と“スマイルキャンディ(イ・ボミ)”がいるので」と、さりげなく母国の先輩たちを持ち上げていた。(福岡県福岡市/今岡涼太)

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