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横峯さくらは元相棒と好発進 不調で出したSOS

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 初日(9日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

元相棒のジョン・ベネット氏をキャディに携えて2アンダーの2位で発進した横峯さくらは、「パットに救われた部分もあるけど、この風の中で我慢できてよかった」とラウンドを振り返った。

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13.3m/sの強風が太平洋から吹きつける中で4バーディ、2ボギーの「70」とし、優勝した2014年の「日医工女子オープン」以来のトップ3発進。後半16番で60度のウェッジから1mにからめて4つ目のバーディ。右カラーから3パットのボギーとした17番を「もったいないミス」と悔やんだが、「取り組んでいるところができた部分もあった」とうなずいた。

昨季は不調が続き、主戦場としてきた米ツアーのシードを失った。特にスイングの状態が悪く、「かなりひどくて、きつかった。バックスイングのときにアウト側に上げ過ぎたり、フォローも左に振り切れなくなる」という悪癖が出ていた。コーチと二人三脚で改善に取り組んだが、「結果は出なかった」という。

今季の米ツアー出場権をかけた昨年末の予選会(QT)を前に、2009年から約7年間コンビを組んだベネット氏に連絡。「彼はわたしの良いときのスイングを知っている」と予選会で再タッグを組むと、限定的な出場権を得られる45位タイに滑り込んだ。1月にテキサス州ダラスで行った合宿にも帯同させ、「いつも迷うスイングのこともチェックしてくれたので良いオフになった」。

日米両シードの確保を目指す横峯には、これからタイトなスケジュールが待っている。次週は国内ツアー「Tポイントレディス」に推薦で出場し、終了後には22日から開催の米ツアー「キア・クラシック」の予選会に向けて渡米する。国内ツアーでは6月のリランキングまでに結果を残し、出場優先順位を上げる必要があるが、「やっぱりアメリカでやりたい気持ちもある」と語った。

日米の転戦が待つシーズンについて「1ホール1ホールを大事にしてやっていきたい」。ベネット氏の起用は現時点でスポットだが、お互いの予定を確認し合い「組めるときにやってもらえたら」と継続したい意向だ。

10年前はショートパットを外して首位に並ばれた申ジエ(韓国)に、プレーオフで敗戦して涙を流した大会。「苦い思い出もあるし、良い印象はないですよ。でも、あしたもこの位置にいられたら優勝って言えると思うので頑張りたいです」と語った。(高知県香南市/林洋平)

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