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努力で超えた重圧 4年ぶり日本人女王・鈴木愛を支えた練習量

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 最終日(26日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6448yd(パー72)

鈴木愛が2013年森田理香子以来、4年ぶりとなる日本人賞金女王に輝いた。賞金ランクトップで迎えた最終戦を7位で終えて逃げ切った。ポイントレースと2冠を獲得し「やっと解放される」と安堵した。

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冷たい雨の降った最終18番。5mのパーパットを焦る表情で見つめた。女王は確定的だったが「気持ち良く締めたかった」と強気だった。カップ奥の淵に当たり飛び出しかけた白球は観客の声援とともにカップに消えた。「強すぎたけど…良かった」と恥ずかしそうな照れ笑いを浮かべた。

周囲の声が重かった。開幕前は「(女王は)意識していなかった」が、成績を残すにつれて期待される日々。「9月ごろから重圧があって。胃の調子が悪くなった」と苦悩した。

焦る気持ちは、圧倒的な練習量で振り払った。ツアー屈指の努力家は「あんまり(練習は)好きではないけど、やっぱりやらないといけない」と苦笑い。最終戦でも「パットが決まらない」と最後の1人になるまで練習グリーンに残って確認を続けた。

「ショットだって全然上手くない。パットが得意でもチャンスに乗らないと意味がないから」。試合が終わるとショットの調整を行い、練習グリーンに向かう。母・美江さんが持つライトやスコアボードの明かりの下でパット練習を続けた日もある。今季の平均パット数は1.7582で申ジエ(1.7537/韓国)に続く2位。昨季賞金女王のイ・ボミ(韓国)も「彼女は練習量がすごい。それが自信になっている」と舌を巻いた。

来季について「さらにプレッシャーがあると思う」と不安を明かした。それでも23歳の新女王は胸を張った。「練習量は誰にも負けない」。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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