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幸運を確信する2イーグル 上田桃子が大逆転女王へ望み

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 3日目(18日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6550yd(パー72)

逆転賞金女王へ望みをつなぐビッグスコアだ。8打差を追った上田桃子が2イーグルを記録したほか5バーディ、1ボギーとし、自己ベストタイの「64」をマーク。首位と2打差に詰め寄る通算12アンダーの2位タイに浮上し、今季3勝目を視界にとらえた。

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今週を前にした賞金ランキングは6位。1位の鈴木愛との3430万1654円差を逆転するには、今週と次週「LPGAツアー選手権リコーカップ」の2連勝が最低条件(※)となる。

好調が続くショットは週末に入りいっそうの輝きを増し、この日のパーオン率は100%を記録。後半インで飛びだした2つのビッグプレーが加速を後押しした。120ydを残した10番の2打目では、PWで直接カップに沈めて1つ目のイーグルを奪う。さらに17番(パー5)では200ydから3UTで2オンに成功し、2.5mのチャンスを決めてガッツポーズ。自身初の1ラウンド2イーグルを記録し、一気に駆け上がった。

今季7個目のイーグルとして比嘉真美子(8個)に次ぐランキング2位に浮上したが、「イーグルは運だと思っているので、気にはしていない」と数字への感心は薄い。17番で手にした3UTも、195yd前後の長いパー3対策のために4UTから挿し替えたものだという。「きのうまではツイていなかったけれど、後半になってツイてきた」と、あくまで幸運を強調した。

開幕前日のプロアマラウンドでも同じ17番でイーグルを決めており、今週だけで3つのイーグルを記録。「3つもイーグルを獲れてハッピー。この運を、良い流れにつなげられればいい」と笑顔を向けた。(愛媛県松山市/塚田達也)

(※)上田桃子が優勝しても、鈴木愛が単独2位(900万円の加算)で終えた時点で賞金タイトルの可能性は消滅する。

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