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中弾道ショットで風を切り裂く川岸史果 2位から“リベンジ”の最終日へ

◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(11日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6741yd(パー72)

昨年よりコース全長が102yd伸びて、計6741ydとなった今年。パー72のコースとしては、ツアー史上2番目の長さになった。加えて、強風も吹き荒れた2日目だったが、川岸史果は「アゲンストでも風に強い中弾道の1Wショットが打てている」と「69」で回り、首位と4打差の通算7アンダー2位に浮上した。

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「去年の新人戦も強風の中だったけど、今年はそれよりも穏やかな感じがした。少しは成長したのかなと思う」。1Wショットではボール1個分、右足寄りに入れてロフトを立て、横振りのイメージでフェースの真ん中に当てることで、中弾道を打つという。2日間の平均飛距離は268.5ydでフィールド2位だ。

「福田(真未)さんも初優勝で緊張すると思うし、(川岸ホールアウト時点での)3打差は届かないわけではないと思う。前半で伸ばしてプレッシャーを掛けていきたい。(優勝は)狙います」ときっぱり。今季ツアー初優勝を挙げた23歳は、2勝目もどん欲に狙っている。

最終日最終組は今季5度目だが、過去4回は勝利につなげられていない。振り返れば、昨年このコースで行われた新人戦でも、最終日最終組から出てスコアを伸ばすことができなかった。「私も最終日最終組のリベンジをしたいので、勝ちたいです」と意気込んだが、もはやその言葉を“ビッグマウス”と受け取る人はいないだろう。(千葉県長南町/今岡涼太)

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