畑岡奈紗「いまは楽しみ」 チャンピオンズディナーでは乾杯の音頭も
◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前情報(27日)◇我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県)◇6706yd(パー72)
開幕前日の練習ラウンドは、ナショナルチームの揃いのウェアに身を包んだ吉本ここね、佐渡山理莉、古江彩佳の3選手とともにこなした。1年前にアマチュアとして大会を制した畑岡奈紗は、プロになって、ディフェンディングチャンピオンとして、再びこの舞台へと戻ってきた。
「いまは楽しみです」と、開幕前の記者会見でも表情は明るかった。「ショットも引き続き、良い感じでできると思う」と、前週優勝の余韻も残っている。「先週勝てたのは大きいと思う」と、大会連覇に向けての意気込みも高らかだ。
この日の練習ラウンドでは、グリーン周りのアプローチを入念にチェックした。「あすは(雨で)少し飛ばなくなると思うので、グリーン周りのアプローチとかでしのいでいけたらいい」と、悪条件を想定した練習。「そういうところで拾っていかないと、連続ボギーが出てしまうコース。気を付けたい」と警戒した。
開幕前日は、歴代優勝者たちが集うチャンピオンズディナーが催された。このディナーでは、ディフェンディングチャンピオンがスピーチとともに乾杯の発声をすることが恒例となっている。「さっき聞いたけど、そういうのをやったことがないので緊張しています・・・」と、さすがに18歳にとっては未経験のシチュエーション。だが、いざその場に立つと「樋口さんや諸先輩方のように複数回優勝をしたいと思う」と力強く宣言。「若輩者ではありますが・・・」と前置きしながらも、きっちりと乾杯の音頭をとっていた。(千葉県我孫子市/今岡涼太)