飯島茜が首位発進 1打差2位に新垣比菜と有村智恵
2017年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン
期間:09/22〜09/24 場所:利府GC(宮城)
新垣比菜 プロになって感じる「一打の重み」のワケ
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日(22日)◇利府GC (宮城)◇6551yd(パー72)
7月のプロテスト合格後、レギュラーツアー3試合目を迎えた新垣比菜が4バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、首位と1打差の3アンダー2位でスタートした。
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2番でボギーを先行したが、折り返し手前の8番(パー5)、9番で2連続バーディ。今週から1Wのシャフトを3gほど軽くし、「軽くなった分、振りやすい」とフェアウェイキープからチャンスメークにつなげた。17番では残り112ydの2打目をピンそば1.5mにつけてバーディ。最終18番(パー5)では残り20ydのアプローチをSWで30cmに寄せ、再び2連続でスコアを伸ばした。
プロテスト合格後に出場した8月の「ニトリレディス」、「NEC軽井沢72」はいずれも予選落ちを喫した。その間、同期の勝みなみが下部ツアーでプロ初優勝を挙げる活躍を見せ「やる気が出た」と、少なからず刺激もあった。自身は前週の下部ツアーを5位で終え、初賞金約72万円を手にした。
賞金の使い途は「まずは貯金」と即答したが、レアル・マドリード所属のクリスティアーノ・ロナウド選手が広告モデルを務めるトレーニング機器「SIXPAD(シックスパッド)」が欲しいという。「普段のトレーニングだけじゃ足りないなと。贅肉をとりたい…」と、ほおを赤らめた。
「ラウンド中は変わらないけど、結果を見ると賞金が順位によってかなり変わるので(スコアを落としたら)もったいないなと思いながらプレーしている」と、プロになって一打の重みをひしひしと感じ始めている。「あしたも、きょうのような安定したゴルフがしたい」と力を込めた。(宮城県利府町/糸井順子)