史上初の父娘V 川岸史果が逆転でツアー初優勝
2017年 マンシングウェアレディース東海クラシック
期間:09/15〜09/17 場所:新南愛知CC美浜コース(愛知)
「自分と戦った感じ」岡山絵里が今季自己最高の3位フィニッシュ
◇国内女子◇マンシングウェアレディース東海クラシック 最終日(17日)◇新南愛知CC美浜コース (愛知)◇6397yd(パー72)
2打差を追い、7位から出た岡山絵里は1イーグル、3バーディ、1ボギーの「68」でプレー。首位と4打差の通算9アンダーとし、今季自己最高の3位でフィニッシュした。
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「最終日にスコアを伸ばすタイプではないので、きょうは伸ばせてよかった。調子は悪くなかったので、自分と戦った感じ。イーグル獲って緊張しました」
前半5番(パー5)、6番(パー3)で連続バーディ。15番(パー5)での第2打は残り200ydから3UTで10mに運び、この長い距離を沈めてイーグル。決勝ラウンドの15番にのみ設定されているイーグル賞(賞金50万円)も獲得した。
最終日にスコアを伸ばせない理由を「メンタル面」とした岡山。「きょうはそれをかき消す練習のつもりでプレーした」と振り返った。前週の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」では、初日に「68」をマークして3位発進を決めたものの、2日目に「80」を叩いて66位で予選落ちを喫した。
「頭が真っ白になって何をしてもうまくいかず、スイングも悩んでいた。それが積もってあの日に出た感じです」。今週に向けて気持ちを切り替えるために、映画化され大ヒットとなった小説「君の膵臓が食べたい」を読み、気分転換に努めた。
台風18号の影響で、開催が危ぶまれていた大会最終日だったが、「風もないし、こんないい天気だとは思わなかった」と安堵。今季28試合に出場しトップ10は7度。初のツアー優勝へ着実に階段をのぼっている。(愛知県美浜町/玉木充)