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連覇を狙った鈴木愛はパッティングに泣く「何も言うことはない」

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日(10日)◇安比高原GC(岩手県)◇6640yd(パー71)

「後半は全部悪かった。何も言うことはありません」。3打差逆転を狙い、史上2人目の大会連覇を狙った鈴木愛は3バーディ、3ボギーの「71」として、通算イーブンパーの7位で終えた。

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最終組のひとつ前から出た鈴木愛は1番でフェアウェイからの第2打をピン左2mに寄せてバーディ発進。7番、8番(パー3)を連続バーディとして、昨年の5打差逆転劇を想起させた。9番でも手前2mのチャンスにつけたが、ラインに乗ったボールはカップに蹴られ、パーとした。

「自分で良いストロークができていただけに、9番のチャンスと11番でショートパットを外してパーセーブできなかったことが(伸ばせなかった)要因」と肩を落とした。今週の大一番に照準を合わせ、調整を続けてきた。「ここまでパットが入らなければ勝てない、当然の結果」と悔やんだ。

「メジャーに関わらず、どの試合も勝ちたい気持ちで臨んでいる。特に今週は絶対勝つという気持ちでやってきたので…」ショックこそ大きいが、3週間後には今季メジャー第3戦の「日本女子オープン」が控えている。「パッティングを調整して臨みたい」と、新たな気持ちで再出発する。(岩手県八幡平市/糸井順子)

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