帰国便をキャンセルし出場 3年ぶりVにサタヤ「なにも期待していなかった」
2017年 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント
期間:09/01〜09/03 場所:ゴルフ5カントリーオークビレッヂ(千葉)
香妻は「8」川満は「7」 17番で何が起きた?
◇国内女子◇ゴルフ5レディス 最終日(3日)◇ゴルフ5カントリーオークビレッヂ(千葉県)◇6373yd(パー72)
公式ホームページで「日本一あごの高いバンカー」があると紹介されているゴルフ5カントリーオークビレッヂの17番(パー3)。伝統的という意味の“コンベンショナル”という名が付けられているホールだが、大会最終日にこのホールで香妻琴乃は「8」、川満陽香理は「7」というスコアを記録し、絶望的に深いバンカーの餌食となった。
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最終組の3組前で回ったホステスプロの川満は、通算1アンダーで17番へ。だが、「番手ミス。(グリーン)エッジで見てしまって、1クラブ小さかった」と、グリーン左手前の崖下にあるバンカーに落としてしまう。
バンカーからグリーン面までは身長(164cm)の2倍以上の高さ。バンカーから2回打ったが、いずれも斜面を登り切らずに同じバンカーに落ち、3度目(4打目)は後方のラフに出す事を選択。結局5オン2パットで「7」とした。
直後の組で回った香妻も、左サイドに切られたピンを狙ってか、ティショットを同じ左手前のバンカーに入れてしまう。1回目でうまく脱出したものの、球はグリーン奧のラフまで達してしまう。ここから3打目のアプローチは、グリーンをわずかにオーバーして無情にも1打目と同じバンカーへ。ここから2度、ピン方向を狙ったが脱出できず、6打目となる3度目に、やや右方向を狙って6オン。2パットの「8」として、通算3アンダーから2オーバーと、一気にスコアを落としてしまった。
この様子をティグラウンドから見ていた最終組の下川めぐみは、「(香妻を)見ていなかったら、自分たちが同じようになっていたかもしれない…」とポツリ。自身は左サイドのバンカーを避けるように、大きく右方向へと打ち出した。(千葉県市原市/今岡涼太)