久々の上位発進を遂げた諸見里しのぶ

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 初日（24日）◇小樽CC (北海道)◇6548yd（パー72）

諸見里しのぶが5バーディ、2ボギーの「69」。3アンダーは今季最高の6位でスタートした。「小樽という難しいところで、久しぶりの60台を出せて自信につながる。同組の佐伯（三貴）さん、全美貞（韓国）さんが、どんどんバーディをとってくれて、それについていくことができた」。

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前半6番（パー5）では58度のウェッジで、残り55ydを3mにつけてバーディ。7番（パー3）では5m、8番でも2mのパットを沈めて「ちょっとずつショットやパットがかみ合い始めた。着実に前に進んでいると思います」と振り返った。

2016年は第四肋軟骨（ろくなんこつ）の炎症、重度のアレルギー治療のため、多くの時間を休養に充てた。昨季出場した7試合はすべて予選落ちし、今季は前週までに16試合に出場しているが、予選突破はわずかに2度。「フジサンケイレディス」（4月）の18位が最高位だ。

「全体的に痛いところはあるが、前よりはケアの仕方がだいぶ分かってきた。そういう部分ではうまく付き合っていければ。スキのないゴルフをやっていきたい」。ツアー優勝9度の実力者が2日目に力を込めた。（北海道小樽市／玉木充）