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賞金独走の3勝目 キム・ハヌル、藍との同組は「全米」で?

◇国内女子◇サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(11日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6538yd(パー72)

キム・ハヌル(韓国)が今季3勝目を飾った。後続に3打差をつけて単独首位からスタートし2バーディ、1ボギーの「71」と静かなゴルフに終始しながらも、通算15アンダー。1打差で堀琴音を振り切り、賞金レースのトップを確固たるものにした。

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女王への道をひた走るキムには運も味方した。「相手を考えず、3アンダー、4アンダーを出せば勝てる」という思いを秘めた最終ラウンドはグリーン上で苦戦した。序盤2番で残り138ydの第2打をピン左2mにつけてバーディを先行させた後は沈黙。同じ最終組の堀の追い上げを許した。

ビッグプレーが生まれたのは1打差で迎えた17番(パー5)。フェアウェイからUTでの第2打は左へ飛び出し、林の中に突っ込むかという弾道だったが、ボールは木で跳ね返りフェアウェイに戻ってきた。その「ラッキー」をしっかりと生かすのが強いプレーヤー。残り97ydの3打目をウェッジでピン奥30cmにつけてバーディとし、周囲に勝利を印象付けた。

賞金レースで、2位の鈴木愛との差を約3140万円に広げた。初のマネークイーンに向けて「シーズンの後半に大きな試合があるので、今は考えていない」と言い切り、「今、プロのキャリアで最も充実したシーズンを送っています。これまで1年で4勝以上したことがないので達成したい」と新しい目標を定めた。

今季限りでの引退を表明した宮里藍が出場し、4日間で大会最多となる3万4750人が来場した。キムは日本のヒロインとのラウンド経験がなく「残念だった」とこぼした。「今、宮里さんのことは実際の体験より、聞いた情報の方が多い。いつも大勢のギャラリーを引き連れて、同伴選手のプレー中に動いたギャラリーを静止してくれる、マナーのすばらしい選手と教わった」という。

両選手は7月に「全米女子オープン」(ニュージャージー州・トランプナショナルGC)に出場する。同組がメジャーで、となれば最高だ。(兵庫県神戸市/桂川洋一)

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