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ギャラリー集中を懸念 宮里藍の組に警備員を“異例”配置

◇国内女子◇サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前情報(6日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6538yd(パー72)

宮里藍が今季限りの引退を表明してから初めての大会として、大きな注目を集める今週の「サントリーレディス」。もともとゴルフ熱が高い土地柄もあり、多くのギャラリー動員が予想される中、宮里、上田桃子、アマチュアの高橋彩華(18)が回る注目組に2人の警備員が帯同することが分かった。

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大会を主催するサントリーの西島憲治コーポレートコミュニケーション本部・広報部部長によれば、警備員2人のほか、運営関係者6人(うちアルバイト5人)、メディア担当1人の計9人が宮里組に帯同し、ギャラリーと選手の安全確保に努める。

厳戒態勢への根拠になった前売券の売れ行きは、6日時点で前年比2.3倍の2,300枚が売れた平日券(2,500円)がすでに完売。現在も販売中の土日券(3,500円)は2,870枚が売れ、すでに昨年(2,690枚)を上回る売れ行きを記録している。

また、ギャラリーの動員次第で各日に入場制限を設ける可能性があるという。

「当日券(平日3,000円、土日4,000円)の販売をストップさせるかもしれない」(西島氏)との目安にするのは、宮里が4年ぶりに出場し、大会最多のギャラリー数(31,513人)を記録した2009年。「ギャラリーの安全を考えて、平日は8,000人、土日は12,000人を(制限の)目安としたい」と述べ、その際は大会ホームページやギャラリーバスの乗降所などで告知を行う予定。(兵庫県神戸市/塚田達也)

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