岡山絵里がコース記録タイ「63」で首位発進 宮里藍、イ・ボミは33位
2017年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン
期間:05/19〜05/21 場所:中京GC石野コース(愛知)
ゴルフ練習場で何をした!?藤本麻子の逃した大きな獲物
◇国内女子◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 初日(19日)◇中京GC石野コース(愛知)◇6401yd(パー72)
26歳の藤本麻子が8バーディ、1ボギー「65」でプレーし、7アンダーの2位で発進した。昨年大会は鈴木愛にプレーオフ敗戦を喫した。その悔しさをばねに、2011年「伊藤園レディスゴルフ」以来のタイトルを釣り上げにいく。
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17ホールでパーオンし、安定感あるショットでバーディラッシュを演出。3m以内のチャンスにつけて、次々とカップを鳴らした。疲労困憊で「調子は良くない」としていたが、大会前日に携帯電話で自分のスイングフォームを撮影した。「もう少し左足に重心をかけよう」と修正して立て直した。
フェアウェイキープは12ホールで、ティショットも快調。「疲れてくると、フォームが崩れることを知っていて良かった」と経験値で対応した。
「疲れがたまりすぎて」と、今週初めは岡山県の実家で過ごし、家族が経営するゴルフ練習場「Even」を訪れた。「ほとんど練習しなかった」といい、目的は小学生時代からの趣味のバス釣り。練習場は池に向かって打ち込む形になっており、この池に多くの魚がいるという。
釣りざおを垂らして待っていると、強い手ごたえがあった。引き上げると大物だった。この池の中では最大級の30センチ超え。「かなり大きかった」と興奮気味に振り返ったが、釣り上げた途端、ピョンピョンと跳ねて逃げていった。「あれだけ大きいのに、逃げちゃって…」と苦笑いだった。
本業では、好機をやすやすと逃さないつもりはない。5季ぶりの大魚釣り上げに向け「グリーンが止まればピンを狙っていける。しっかり様子を見ながらやっていきたい」と2日目以降の戦いを見据えた。(愛知県豊田市/林洋平)