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原江里菜は夏オンナ!「私のシーズン始まっちゃったかな」と首位浮上

夏オンナの本領発揮だ。茨城県のイーグルポイントGCで開催されている国内女子ツアー「サマンサタバサレディス」2日目、首位と1打差の5位から出た大会ホステスプロの原江里菜が6バーディ、ノーボギーの「66」(パー72)でプレーして通算8アンダーとし、後続に2打のリードをつけて単独首位に立った。

奪ったバーディはピンそば50cmにつけた13番、18番のほか、3番(パー5)では約10mの長い距離を沈めたものも。2番では4m、12番(パー3)では約8mのパーセーブでしのぎ、ボギーなしの会心のラウンドを「完璧だった」と振り返った。

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パターを持つ位置を、これまでより指3本分グリップエンドに近づけた。開幕前の練習で気づいたという。「こっちのほうが球の転がりもいいし、ストロークもスムーズ。芯に当たりやすかった」と、独特な前傾姿勢のパッティングスタイルに改良を加えて臨んでいる。

前週の「全米女子オープン」で4日間を戦い(69位)、すぐに翌週のホステス大会という強行スケジュール。「正直なところ、予選通過が目標だった」と本音も漏らした。だが好位置で迎える最終日を前に「良い位置で回れるのはうれしい。時期的に私のシーズン始まっちゃったかな」と、いたずらっぽく笑みを浮かべた。

原は自称?夏オンナだ。ジュニア時代から夏場の大会に強いという。「トップ3は外したことがない」と豪語するとおり、2004年に制した「全国高校選手権」、06年に優勝した「日本女子学生選手権」は夏場の大会。理由について「夏は体が絞れてくるので、体の動きが良くなる」ことを挙げ、現在は開幕時よりも3キロ減、ベスト体重にほど近い数字をキープしているという。

「昨年もこの時期から調子を上げられた。ミスが招いたダメな結果も受け入れられたし、あまり自分に期待せずにプレーできたことが良かった」と話した。「結果を残せれば満足。あしたは思い切りやるだけ。ダメでも今後の糧になる」。海外メジャーの手荒な洗礼で沈んだ気持ちは、今やもうない。(茨城県阿見町/糸井順子)

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