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テレサ・ルーが1年でメジャー3冠 生涯グランドスラムに王手

大舞台での強さを改めて印象づける4日間だった。国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」最終日。首位タイから出たテレサ・ルー(台湾)が通算7アンダーで逃げ切り今季4勝目、メジャー通算3勝目を手にした。27歳335日での3勝到達は、諸見里しのぶ(23歳59日)、樋口久子(23歳285日)に次いで3番目の年少記録となる。

ルーは前年「日本女子オープン」と「リコーカップ」に続くツアー史上9人目となるメジャー3冠を達成。その1人である同郷の大先輩・ト阿玉の記録に並び、「神様のような人なので光栄です」と満面の笑顔を作った。残すメジャータイトルは08年に新規メジャーとして加わった「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」のみとなり、ツアー初の4冠『キャリアグランドスラム』に王手をかけた。

「今日は本当に難しかった」と深い息を吐いた、日に日に硬さを増すグリーンと厳しいピンポジションが続く18ホール。前半9番(パー5)で最初のバーディを奪い、1打リードの単独首位で後半へ。16番で5mを決めてリードを2打差に開いたが、直後の17番(パー3)では「引っかけてしまった」という1打目がグリーン手前の池に消え、最終組に大きな緊張が走った。

ピンまでの実測は159yd。バーディチャンスにつけるには、151ydで届く手前エッジのギリギリを狙う必要がある。使用した7Iは無風状態で155ydの距離で、アゲンストの風を考慮しての選択だった。

ダブルボギーとすれば首位に並ばれる大ピンチの中で、打ち直しの3打目を前にした冷静な判断が光った。風と相談しつつ、9Iでフルショットを打てる133ydの位置にドロップし、今度はピン奥1mに絡めてボギー。傷口を最小限に抑えるナイスリカバリーは、この日のハイライトの1つとなった。

「難しいコースは1打1打がゲームみたい。頭を使うコースは大好き」という言葉も、ルーのメジャーへの強さを示す一因か。4冠については「考えると勝てなくなるから・・・」と言及は少なかったが、メジャー1勝目から3冠達成の期間はわずか1年。次なる勲章を手にするまでのカウントダウンは、急速な勢いで時を刻んでいる。(長崎県長崎市/塚田達也)

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