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陸上の桐生に続け!?予選会組、史上初の優勝なるか?

国内女子ツアー史上初を達成できるか?兵庫県にある花屋敷GCよかわコースで行われている「スタジオアリス女子オープン」2日目を終えて、マンデートーナメント(予選会)通過者が好位置につけている。

山城奈々土岐香織北村響の3人が、そろって首位と5打差の1オーバー7位タイ。ツアー史上、マンデートーナメント突破から優勝を成し遂げた例はない。

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予選2日間にわたって17番で争われたドライビングディスタンス賞(フェアウェイキープ最長飛距離)を、274yで獲得した山城は「気合いで良い振りができた」と喜んだ。マンデートーナメント時は1Wの調子があまり良くなかったというが、試合に入って復調傾向。「誰もしていないことをやりたいという気持ちはある」と“快挙”へ意欲を見せた。

北村は、先月陸上の100m走で追い風参考ながら9秒87という記録を出した桐生祥秀選手が中学の同級生という。「桐生君が良い成績を出したので、同じように頑張ろうと思った」と、受けた刺激を口にした。「私が大会に出ていたのでまだ話をしていないけど、明日は60台を出せるようにがんばります」と、今度は自分の番と意気込んだ。

今週、ツアー6戦目にして初めての予選突破となった土岐は、最終18番でのダブルボギーを悔しがった。ティショットを右ラフに曲げると「ボギーを獲りにいって」2打目は谷の前にレイアップ。だが、3打目はグリーンに届かず、4打目のアプローチを1m強に寄せるもこのパットを決めきれなかった。

「最後にやっちゃいました。最初と最後だけ少し緊張したというか…」。今年のQTランキングは123位でレギュラーツアーの出場機会は限られているが、上位3位に入れば次戦の出場権が得られることも知っている。「明日は、今日ほどは緊張しないと思います」と目指すは1つでも上の順位だ。(兵庫県三木市/今岡涼太)

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