ニュース

国内女子の最新ゴルフニュースをお届け

3位浮上の酒井美紀、狙うは年間1億円突破

2014/11/22 16:49

ショットの方向性に自信を持つ酒井美紀が首 ショットの方向性に自信を持つ酒井美紀が首位と3打差の3位に浮上した

今期の国内女子ツアーで悲願の初優勝を果たし、2勝目も挙げた現在賞金ランキング6位につける酒井美紀が「大王製紙エリエールレディスオープン」の3日目に、スコアを6つ伸ばして、首位と3打差の通算13アンダー3位に浮上した。

2番で3パットをしてボギーを先行させた。しかし、ショットの好調さはシーズン中盤から健在。「狭いホールが多いという選手も多いですが、私は狭く感じないので、得意な残り距離からバーディチャンスにつけることを考えています」。ショットの方向性はツアーでも屈指。100ヤード程度の距離からピンポイントに攻めて7つのバーディを量産した。

首位と3打差と逆転も可能な位置につけることには「優勝したいという気持ちはそんなに強くないです。それよりも4日間60台のスコアを出したいです」と、謙虚に話す。酒井には今大会の成績だけでなく、大きな目標が目の前にある。それは自身初の年間獲得賞金1億円超えだ。

今週を含め今季残り2戦となった状態で、現在の獲得賞金は87,728,420円、2試合で1億円突破(残り約1230万円)も不可能ではないのだ。「1億円、すごい数字ですよね」と他人事とのような反応を示すが、少しでも多く稼ぎ、そのお金でしたいことがあるという。

「練習場を早く直したいんです。まだ、ネットも破れていますし、震災で壊れた機械も修理できていないので」。酒井がゴルフを始めた8歳の時に、父親の正孝さんが知人から買い受けた「ゴルフ クリニック・レインボー」(福島県いわき市)は、現在そんな状況でひっそりと営業をしている。

「実際、全部直したら1億円以上かかってしまいますね。でも、あの子(酒井)のゴルフの原点であり、地域の方々にも使っていただいているので、少しでも早く修理はしたいです。ボロいけど、うちら家族には宝モノのような感じなので」。しんみりと話す正孝さんは、娘の活躍をロープの外からじっと眺めて目を細める。(香川県三豊市/本橋英治)


特集SPECIAL

プロゴルファーの躍動感溢れる身体と、プレー中とは異なる表情を、光と影のシンプルな世界観で表現したフォトギャラリー「HIGHLIGHT」。
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!7月のマンスリーゲストには林菜乃子プロを迎え、普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

今週の特集記事  【ブルーダー】 ~もっと自分らしいゴルフ&ライフスタイルを~