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東北ゆかりの選手がダッシュ!佐伯、酒井、大和が首位発進

国内女子ツアーで唯一東北地方開催となる「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」。大会初日は上空を吹き抜けた強風が選手たちを苦しめ、3アンダーの首位に5選手が並ぶ混戦模様となった。

我慢比べの展開で首位に立った5選手には、東北地方にゆかりのある佐伯三貴酒井美紀大和笑莉奈の3選手が名を連ねた。東北福祉大出身の佐伯は、ショットが乱れ、ピンチが続いたがアプローチとパッティングでパーセーブを繰り返した。後半14番パー5ではティショットでフェアウェイをとらえたが「ボールに泥がついていて、とんでもなく右に飛んでいって木の裏に行っちゃいました」と2打目でアンラッキーがあってボギー。それでも「割り切って考えたら、次から連続バーディがきました」と終始冷静なプレーぶりで、「30歳だしね、熟したゴルフってやつですかね」と上機嫌な1日となった。

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佐伯と同組でラウンドした酒井は福島県出身。「ラウンド中、福島から応援に来たよって声をかけてもらったりして、その方々の前で恥ずかしいプレーは見せられないと思いました」と、4バーディ、1ボギーでラウンド。やはり同組だったアン・ソンジュ(韓国)も揃って3人とも3アンダーをマークした。

山形県出身で東北高校を出た大和は、10番からスタートして前半は全てパープレー。後半に入ると1番で3mのバーディパットを決めて、8番パー5は1m、そして最終9番でも上り5mを決めて連続バーディフィニッシュとなった。

「この大会は中学生のころから観にきていて、宮里藍先輩の活躍を見て東北高校への進学を決めました。先輩方がこの大会で優勝しているので、私もいつかここで勝ちたいと思っています」。東北出身の選手にとっては憧れの舞台であり、優勝を果たしたい大会だ。

首位の3選手以外にも上位につける東北関係の選手は多い。全体的にスコアが伸びない1m日となったため、3打差のイーブンパー22位には20選手が並んでおり、2009年に優勝した有村智恵、今季未勝利ながら賞金ランキング7位につける原江里菜の東北高OG勢の名前も。さらに、この大会がプロのトーナメント初出場のアマチュア佐久間梨々子(東北高校1年生)もこの集団につけた。

それぞれに思い入れのある大会だけに2日目以降も熱い展開となりそうだ。(宮城県利府町/本橋英治)

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2014年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン



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