「勝てなくて残念」 香妻琴乃は涙
2014年 センチュリー21レディス
期間:07/25〜07/27 場所:伊豆大仁CC(静岡)
先週2位の香妻琴乃 テーマは“無理して攻めない”
先週の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」で最終日に8バーディを奪い、プレーオフ進出を果たしたが成田美寿々に敗れ2位となった香妻琴乃が、前週3位以内という資格で今週の「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」に出場する。
大会前日の指定練習日に18ホールをラウンドし「今日はゆっくり回りました」と気温32.1度の中、涼しげな笑顔でホールアウト。「今日は一昨日よりはマシだったけど、暑いですよね。でも、私は寒いよりは暑い方がいいです」。南国鹿児島出身だけに暑さには慣れたものだ。
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悔し涙から4日、気持ちを切り替え臨む今週。「いつも通り、いつもと変わらない気合いの分量というか・・・」と穏やかに話す。コース攻略のイメージは「2打目は100ヤード以内が多いので、バーディチャンスにつけやすいかなと思います。でもラフもあるので、(ラフから打つとグリーンで)ボールが止まりづらかったりするので、その計算が難しいかなと思います」と思案する。
前週の結果でつかんだ自信も大きい。「今シーズンはずっとショットが良い感じできている。さらに先週は特にパッティングの自信がつきました」。心がけるのは、ドライバーショットを思い切り振り抜き、多少左右にブレても、アプローチとパッティングでスコアをまとめる技術だ。香妻は今週のテーマを「無理して攻めてスコアを出そうとしないこと」と掲げた。
「今週も1ホール、1ホールこなして、自分のできることをやっていけたらいい」。
とはいっても、そこは飛距離が持ち味の香妻。「ドライバーを使わないという選択はないです。(パー3以外)全部ドライバーで打って、少しでもグリーンの近くまで持っていって」。先週同様、攻めるところは攻める姿勢に変わりはないようだ。(静岡県伊豆の国市/本橋英治)