海外メジャーから1週間のオフを取って試合に挑む横峯さくら

今季は国内ツアーを主戦場としながらも積極的に海外メジャーに挑戦することを宣言していた横峯さくらが、7月24日に開幕する米国女子ツアーの国別対抗戦「インターナショナルクラウン」（米国メリーランド州／ケイブスバレーGC）への出場を表明した。

この大会は8カ国による対抗戦で、日本は米国、韓国についで3番目の出場国。代表メンバーは3月31日時点でのロレックスランキング（世界ランキング）各国上位4選手で、横峯は日本の4番手として資格を掴んだが、出場するかは検討を続けていた。

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2週前には米国女子の今季メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」に出場し、宮里藍からも「どうする？」と聞かれていたが即答はできずにいた。「出ることにしました。やはり、いろんな経験を積みたいし、せっかく出場資格もあるので・・・」と、日本ツアーを休んで米国に行く決断に踏み切った。

横峯の決断は、先日のメジャー戦が1つの要因になっている。「4年ぶりに出場してみて、すごくコースが長く感じてしまって。自分ではいいショットだと思ってもバンカーに捕まったり、メジャーのセッティングで良い経験値は貯まったかと思います」。悔しい思いと、海外で経験を積みたいという気持ちが、より横峯の海外志向を膨らませた。

メジャーから帰国後、1週間の休暇を取った横峯は、今週の「KTT杯バンテリンレディスオープン」からツアーに復帰。「ラウンドはせずに宮崎と東京で半分半分のんびり過ごすことができました」とリフレッシュし、2005年大会以来9年ぶり2度目の優勝を狙う。