前週は米ツアーで朗報。今週で国内シードを確実なものにしたい上原彩子

今シーズンは日米ツアーを掛け持ちしている上原彩子が、24日（木）に兵庫県のマスターズGCで開幕する国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」に出場。国内ツアー今季13試合目に挑む。

前週は韓国に渡り、米国ツアー今季14試合目となる「LPGA KEB・ハナバンク選手権」に出場。41位タイで終えた当地で、嬉しい一報を得た。各試合の上位3名（既資格者は順次繰り下げられる）に付与されるシーズン最終戦「CMEグループ タイトルホルダーズ」（11月21日～）の出場権を獲得。「自分のところまで（資格が）下がってきて、ギリギリ入れました。ずっと目標にしてきたので、すごく嬉しかったです」と、朗報を手土産に帰国した。

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米国ツアーの賞金ランキングは56位（10月21日時点）と来季シード権（上位80位以内）は安泰な一方で、上位50位入りが条件の国内ツアーは同49位と予断を許さない位置にいる。出場を予定している国内ツアー残り試合は、今週と「伊藤園レディス」の2試合のみ（ミズノクラシックは米ツアーカテゴリによる出場のため、国内賞金ランキングには反映されない）。「今週は賞金も高いので、何とかシードを決めたいですね」と、今週にかける意気込みは強い。

「ミズノクラシック」と最終戦を残した米ツアー2試合では、こちらも目標に掲げているルーキー・オブ・ザ・イヤーのランキング争い（現在3位）も待っている。まずは国内シードを確定させ、気分良く米ツアー終盤戦に身を投じたいところだ。（兵庫県三木市／塚田達也）