佐伯とアン、ツアーを代表する実力者に挑む吉田弓美子

国内女子ツアー「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」の2日目、3アンダー8位タイからスタートした吉田弓美子が、通算7アンダーとスコアを伸ばして首位タイに浮上。最終日はアン・ソンジュ（韓国）、佐伯三貴と最終組で対決する。

前半に2つ、後半にも16番までに3つのバーディを奪った吉田は、8アンダーの単独首位に浮上した。ところが、最終18番はティショットを右に曲げ、フェードボールでピンを狙った5番ウッドでの2打目も曲がらず再びラフへ。ピンまで30ヤードのアプローチを寄せ切れず、ボギーフィニッシュとなった。

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「ショットは正直あまり良い状態ではないです。昨日よりは少しピンに寄ってくれたかなという程度です」と1日を振り返る。ラウンド中もボギーを叩かないようにと気をつけることが精一杯で「ボードを見る余裕がありませんでした」と、自分が首位に立ったことを知らずにプレーし続けたという。

今季すでに2勝を果たしている吉田は賞金ランキングで5位につけている。そして、最終日に同じく首位タイからスタートするのも、同じく今季2勝の2人だ。

「今のショットの調子だと難しいかもしれませんが、ビッグネームのお2人と回れるチャンスはそうないので、吸収できるところは吸収して、最後は2人に挑んでいきます。最終日はどこまで頑張れるかが課題です」。あすは最終組3人の戦いから目が離せない。（北海道美唄市／本橋英治）