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「全英」まであと一歩 比嘉真美子、堀奈津佳が意気込み

明日13日(木)に開幕する国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」で、タイトル争いとともに注目されているのが、8月開催の海外メジャー第4戦「全英リコー女子オープン」の出場権争いだ。今週を終えた時点での賞金ランキング上位5名に出場資格が付与されるとあり、ライン付近にいる選手たちにとっては目標の1つなっている。

同6位の比嘉真美子は、同5位の全美貞と僅か約11万円の差。「絶対に行きたいです」と、初の海外メジャー出場へ向けて19歳ルーキーの鼻息は荒い。今週単独2位以上に入れば、他の選手の成績に関係なく全英への出場権が確定する。「そのためには、今週は重要な試合。結果は後からついてくると思うので、今は目の前のやるべき課題をやっていくだけです」。5月中旬ごろから引き続きショットは好調、「ショートゲームが噛み合えば良いスコアが出ると思う」と上位争いへのイメージは築けている。

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同7位の堀奈津佳は、圏内まで約200万円差。「(意識は)しています。その気持ちが邪魔にならないように、コントロールしていかないと難しいと思う」と、逸る気持ちを抑えるように自らに言い聞かせた。全英の代名詞といえば、自然をそのまま活かした造りが特徴的なリンクスコース。今年のセントアンドリュース オールドコースは、その象徴的な舞台ともいえる。堀がナショナルチームに所属していた高校3年生時、イギリスのリンクスコースでプレーをし「難しくて、どうにもならなかった」と回顧。「3年経って、どれくらい上達したのか、同じリンクスコースで試してみたい気持ちがある。セントアンドリュースも回ってみたい」と、全英には堀の意欲を刺激する要素が詰まっている。

今週開催の六甲国際ゴルフ倶楽部は、堀が所属する江連忠ゴルフアカデミーのホームコースとあり、「オフには10回から15回は回っている」という熟知した舞台。自宅は車で20分程度のところにあり、「やっぱり自宅は落ち着くし、お母さんが作った料理が好き。家に居るだけでリラックスができる」。ホームの利を存分に活かせる強みを、全英の切符へと繋げられるか。(兵庫県神戸市/塚田達也)

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2013年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

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