居残り練習の成果！ パットの復調を急浮上へと繋げた堀奈津佳（画像は初日撮影）

愛知県にある中京GC石野コースで開催されている、国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の2日目。1オーバー41位タイからスタートした堀奈津佳が5バーディで回り、この日のベストスコアに並ぶ「67」をマーク。通算4アンダーは単独4位への急浮上を遂げ、アウトのトップスタートから18ホールを颯爽と駆け抜けた。

ここ2試合は予選通過こそ遂げているが、いずれも上位には絡めずじまい。「調子は良いのにスコアに繋がらず、何が悪いのか自分で分からなくなっていた」。好調を自覚しているだけに、停滞の流れが余計にもどかしい。

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迎えた今週。コーチからパッティング時のリズムの乱れを指摘されたことで、「パットだと突き止められた」と修正ポイントをパットに絞り、昨日は18時過ぎまでパッティンググリーンで居残り練習を続けた。グリップを緩く握って、振り子の要領で1メートルくらいの距離を延々と繰り返す。「最初の頃にやっていた」というリズムを戻すためのドリルを約2時間に渡ってこなし、失っていたリズムも復調。この日25パット、ノーボギーラウンドにまとめた。

通算10アンダーで首位を走る森田理香子とは6打差。「2勝目を早く挙げたい気持ちもあるけど、トップの森田さんはすごく上手。ストローク差もあるので、バーディを狙っていきたい」。復調したパットで築いた流れを、再びのチャージへと繋げる。（愛知県豊田市／塚田達也）