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米ツアー出遅れも吹っ切れた有村 「“その時”を待つだけ」

明日19日(金)から3日間、国内女子ツアー第6戦「KKT杯バンテリンレディスオープン」が熊本県にある熊本空港カントリークラブで開幕する。有村智恵は米ツアー参戦から一時帰国し、ホステスプロとして出場。この日のプロアマトーナメントでは元気な姿を見せた。

昨年末、米国女子ツアーの出場資格を争うクオリファイングトーナメントの最終予選会を、5位タイで通過した有村は、今季から米国のフロリダに居を構え、主戦場を本格的に米国へ移籍。ここまで4戦に出場するも、2度の予選落ちを喫するなど本調子までには至っていない。「それでもだいぶ、良くなってきました」と、この日のラウンドでは、ティショットは確実にフェアウェイを捕らえ、残り約100ヤードのサイドバンカーからのアプローチでも、ピン側約2メートルにつけるなど米仕込みのショットで同伴競技者を沸かせた。

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「米ツアーでのプレーでは、打つ前のイメージと、打った結果がどうしても合致しなかった」と、その原因が異なる環境に拠るものか、自身のショットによる影響か、渡米当初から有村を悩ませ続けた。「(米ツアーでの4試合は)頭でゴルフしていたなって。悩みながらゴルフをしていたのですが、『クラフトナビスコ選手権』の週に色々と吹っ切れたので、今はいい状態で日本に戻ってこられたと思っています」と、この日は晴々。「悩んだことは決して無駄ではない。いい成績を残すための悩みでもあったし、それが自分の中でうまく処理できた時に、いい結果が出ると思うので“その時”を待つだけですね」とその表情に曇りはない。

今週はホステスプロ、さらには地元での大会に「楽しみです」と期待も高まる。もちろん、家族、友人、地元のファンが大勢駆けつけるこの大会では、背負う期待は尚更大きい。「今年は(このような成績で)なかなか良いニュースを届けられていないので心配ばかりかけていますが、今自分の出せる精一杯のプレーをすることが恩返し。とにかく皆さんを安心させられるようなゴルフがしたいです」。明日からの本戦、大きな歓声を味方に、吹っ切れた有村は“その時”が来るのを待つ。(熊本県菊池郡/糸井順子)

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