ショット、パットともに好調。大会連覇に向けて上々のスタートを切った宮里藍（Kevin C. Cox/Getty Images）

◇米国女子◇LPGAロッテ選手権 初日◇コオリナGC（ハワイ州）◇6,383ヤード（パー72）

ディフェンディングチャンピオンとして今週を迎えた宮里藍が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、5アンダーは首位に3打差の6位タイ。大会連覇に向けて上々のスタートを切っている。

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スタートホールの1番（パー5）でバーディ発進を切ると、パー5の5番、さらに6番と連続バーディ。この日フェアウェイを外したのは僅かに3回とショットが好調、パット数も「27」と見事な噛み合いを見せ、その後も3つのバーディを重ねて上位をキープした。

8アンダーで単独首位に立ったのは、欧州女子ツアーを主戦場とするタイ出身の17歳、アリヤ・ジュタヌガン。初優勝を惜しくも逃した同ツアー第2戦「ホンダLPGAタイランド」の悲劇はまだ記憶に新しいところだが、その実力の高さは誰もが認めるところ。若手成長株の急先鋒として、今週もツアーを牽引している。

1打差の2位タイに、ソ・ヒキョン（韓国）とスーザン・ペターセン（ノルウェー）。6アンダーの4位タイにダニエル・カンと、アリヤと同じ17歳のキム・ヒョージュ（韓国）が続く。さらに2歳年下の15歳、アマチュアのリディア・コー（ニュージーランド）は1アンダーの52位タイと、スコアの伸ばし合いにやや乗り遅れた。

日本勢では、宮里美香が2バーディ、1ボギーで回り、コーと並ぶ1アンダー52位タイ。上田桃子は1オーバーの97位タイと出遅れている。