馬場ゆかりのスイングをスーパースローでチェック
2013年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ
期間:03/15〜03/17 場所:土佐CC(高知)
経験値が攻略法を生む? 馬場ゆかりが3打差9位タイに浮上
「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」の2日目、13位タイからスタートした馬場ゆかりが5バーディ、2ボギーの「69」でラウンドし、通算5アンダーの9位タイに浮上した。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」では予選落ちを喫した馬場。「先週が予選落ちという結果だっただけに、今週は予想以上の位置にいるのがびっくり」と驚きも隠せない。
この日は2番(パー3)で3パットのボギーが先行したが、続く3番(パー5)では1メートルのバーディパットをきっちり沈めて取り返すと、続く4番では7メートル、5番のパー3では6番アイアンで、ピンまで4メートルに寄せて沈め、3連続バーディを奪った。「前半に3パットを2回もやってしまった」という馬場だが、その3連続バーディがこの日のゴルフの流れを変えた。
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2008年の同大会ではトップ10フィニッシュを果たすなど、これまで4度の出場で得た経験値を活かさないはずはない。「読み切れなくて短い距離のバーディチャンスを逃したりする場面もあったけど、入れにいこうというラインではなく、ラインとタッチを合わせていけば入る」というのが、ここ土佐カントリークラブのグリーン。「パターにストレスを溜めないことがなによりの攻略法ですね」と、優勝争いを前にして、国内メジャー覇者は心構えも十分に冷静だ。
「明日は気持ちよくプレーして、気持ちよく終わって、月曜日のWBC(ワールドベースボールクラシック)の試合を気持ちよくテレビの前で応援したい」と、大の野球ファンは瞳を輝かせる。侍ジャパンに負けじと、自身2シーズンぶりとなる優勝を狙う。(高知県香南市/糸井順子)