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森田に宿りつつある安定感 4アンダー3位タイ発進

国内女子ツアー「マスターズGCレディース」が19日(金)、兵庫県にあるマスターズゴルフ倶楽部で開幕。開幕2日前までの雨で重くなったグリーンがスコアの伸ばし合いを演出する中、今季1勝の森田理香子が4バーディ、ノーボギーの「68」をマーク。首位に3打差の3位タイにつけ、上位に遅れを取ることなく好スタートを見せた。

「ショットは曲がっている」とこぼしながらも、その曲がり幅は想定の範囲内。「前みたいに(大きく)曲がらなくなったし、セカンドも乗るので、ボギーをあまり打たなくなった」。この日はフェアウェイを外すことも多かったと振り返るが、「今日はラフから上手く打つことができたし、良い所につけることもできてパーをラクに取れた」と悠々のプレー内容。ピンチは4mのパーパットをねじ込んだ5番の1ホールのみ、後半12番と15番のパー5ではいずれも3打目をピン1m圏内に絡めてバーディを奪うなど、堅実なコースマネジメントと全体的な底上げを感じさせるノーボギーラウンドとなった。

一ヶ月前の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で今季初勝利を挙げたあとは、「日本女子オープン」で55位タイ、「富士通レディース」で16位タイと、いずれも納得のいく結果を残せていない。「優勝してから悪くなって、“またかよ”って思われるのは嫌だ。これからも良い、悪いはあると思うけど、大崩れしない良いゴルファーになりたい」と、求めるのは安定した強さだ。今週は、師事する岡本綾子がテレビ中継の解説を担当。過去2勝はいずれも岡本がコースに不在だったが、師匠の前で初めての勝利を掴むことができるか。(兵庫県三木市/塚田達也)

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2012年 マスターズGCレディース



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