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成長著しい若手が加わり、賞金女王争の行方は?/2009年国内女子ツアープレビュー

2009年の国内女子ツアーは、前年比3試合減の34試合。「アコーディア・ゴルフ レディス」、「ベルーナレディース」、「カゴメ フィランソロピー LPGAプレイヤーズ チャンピオンシップ」が残念ながら撤退した。賞金総額も前年と比べ1億1千万円減少し、賞金総額が前年度を割ったのは5年ぶりのこと。2009年シーズンは、近年までの順風満帆とは言えない中での船出となる。

今季は、2006年度の賞金女王である大山志保が米国女子ツアーを主戦場に移すため不在。昨季同様、混沌とした賞金女王争いが展開されると予想される。昨季は古閑美保が最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で劇的な逆転勝利を収め、初の賞金女王の座を射止めた。だが、2位の李知姫との差は僅かに120万円と紙一重。古閑は今年も賞金女王の有力候補には違いないが、絶対的な本命と言えるまで実力差は開いていないように思われる。

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その中で、横峯さくらの存在は大きな注目を集めることになりそうだ。昨季は勝ち運に見放され続けながらも賞金ランク上位につけ、残り2戦となる「大王製紙エリエールレディスオープン」でようやく初勝利を挙げたものの、優勝への巡り合わせがあまりに悪過ぎた。自身も賞金女王へ向けての意欲が増しているだけに、2009年は期待が高まる中でのシーズン開幕となる。

また、台頭著しかった若手が昨季の流れを引き続き維持できるかにも注目だ。キャリアハイとなる賞金ランク7位をマークした三塚優子、同じく10位に食い込んだ原江里菜、同15位の服部真夕、同21位の若林舞衣子ら次世代を担うホープたちが、どれだけの成績を残してくれるか楽しみなところ。さらに、アマチュア時代からツアーで優勝争いを繰り広げてきた金田久美子がプロ転向を果たし、いよいよツアーフル参戦を果たす。トップ合格者の大本命として迎えたプロテストでまさかの失敗を経験し、その逆境を跳ね返しての最終予選会トップ通過。精神的にも一回り成長した金田が、2009年シーズンの台風の目となり得る可能性は十分だ。

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