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比嘉は97位タイ、ホロ苦いプロデビュー初日

北海道の桂GCで24日(金)、国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」が開幕。先月のプロテストに晴れて合格し、今週プロデビュー戦を迎えた比嘉真美子は出入りの激しい内容に終始。5オーバーの97位タイと大きく出遅れた。

「リラックスしてスタートできた」という滑り出しは、最高の流れを築いた。スタートホール10番(パー5)のティショットをフェアウェイセンターに運ぶと、残り約40ヤードの3打目をピンに絡めてプロ初バーディを奪取。続く11番(パー3)でもピン右2mにつけ、フックラインを沈めて連続バーディ発進とした。

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しかし、13番でティショットを右の林に入れてから様相は一変する。ボールは不運にも木の真裏に止まり、そのまま打てずにアンプレアブルを宣言。4オン2パットのダブルボギーとする。さらに、右ドッグレッグのホールに沿って池が広がる15番。5番ウッドのティショットを右に曲げて池に打ち込むと、3打目はショートして再びグリーン手前の池へ。ウォーターショットを敢行するもグリーンに届かず、傾斜を転がり落ちてまたもや池に沈んでしまう。このホールだけで3度も池に捕まり、6オン2パットと8打を要しての「+4」。一気に下位に沈むと、後半も3つのボギーを叩くなど巻き返しは叶わなかった。

「スタートでバーディが続いて良い流れに乗れたけど、これから良いリズムでいこう、と思ったときに大叩きをしてしまった」と、力なく振り返る比嘉。「ショットやパットが悪いとかではなく、流れをつくれなかったことが今日の反省点」と、悔しさを押し込めるように言葉を続けた。期待の大型新人が、早くもプロの洗礼を浴びるデビュー初日となった。(北海道苫小牧市/塚田達也)

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