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斉藤愛璃「明日は自己ベストを超えられるように・・・」

昨日の悪天候から、時折日がのぞく曇り空となった2日目。イーブンパーの46位タイからスタートした斉藤愛璃が、4バーディ、3ボギーの「71」でラウンドし、通算1アンダー、49位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

この日はスタートの1番(パー5)で3打目をピン手前4mにつけバーディ発進。さらに3番(パー4)では6mのバーディパットを沈めてスコアを伸ばした。「前半は調子いいかも!」とこの好発進にホッとしたのも束の間、「なんとかパーセーブした」という5番(パー4)あたりからドライバーショットが曲がり始め、7番、8番を連続ボギーとしてしまう。

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「7番(パー4)はバンカー目玉の不運・・・、8番(パー5)はティショットを右に曲げてしまい、木の下で狙えない位置からのナイスボギーだった」と、前半をイーブンパーで折り返した。後半に入り11番(パー4)では「(ドライバーが)怖くなってティショットはスプーンでした」と2オンに成功するも、30ヤードの長い距離を3パットし、ボギーとした。

しかし粘る斉藤は、12番から「以前、知人にアドバイスしてもらったドライバーショットのポイントを思い出した」と、ティショットでこれを意識しはじめると、13番(パー3)バーディ後の14番(パー5)ではフェアウェイをきっちり捕らえバーディを連取。なんとかアンダーにスコアを戻して通算1アンダーとし、カットラインぎりぎりで最終日に駒を進めた。

「ここのコースはバーディが獲れるけど、みんなにとっても同じはず。明日はとにかく頑張るしかない。(先週の)自己ベストを超えられるように頑張ります」と、先週の「ニチレイレディス」で、開幕戦での優勝以来、自己ベストとなる37位でフィニッシュした斉藤。この日に掴んだ手ごたえが、明日の起爆剤となるのか注目だ。(千葉県袖ヶ浦市/糸井順子)

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