今大会初出場となる斉藤愛璃が難コース・川奈に挑む

今シーズンの開幕戦でツアー初勝利を飾った斉藤愛璃が、明日20日（金）に開幕する「フジサンケイレディスクラシック」に初めて出場する。舞台の川奈ホテルゴルフコース・富士コースは、強い海風と高低差の大きいコースレイアウト、そして目の強い高麗グリーンを擁する屈指の難コース。「風が吹くと、距離感が難しくなる。どう攻略するかがカギ」と、攻略へのポイントを掲げた。

斉藤が制した「ダイキンオーキッドレディス」の舞台、琉球ゴルフ倶楽部も同じく高麗グリーンだった。当時から「私って高麗が好きなんだな」と認識していたというが、川奈のグリーンはまた勝手が違う様子。「沖縄とは違う目のように感じて、特にアプローチが影響される。今回の高麗は難しいですね」と警戒を強めていた。

＜＜　下に続く　＞＞

この難コース攻略に向けて、今週は心強いパートナーが斉藤を支える。キャディを務める久米さんは、神奈川県の厚木北高校ゴルフ部の先輩に当たり、川奈をホームコースとするプロゴルファー。「グリーンの攻め方も詳しいし、練習の時もたくさん聞いて参考になりました。あまり知らないコースで分からないところもたくさんあるけど、先輩は分かってくれているので心強いです」と、斉藤も全幅の信頼を寄せる。「難しいけど、自分の中では好きなコースなので頑張りたいです」。

コースを隅々まで知り尽くした先輩のアシストを受け、初めての川奈で開幕戦以来のインパクトを起こせるか。（静岡県伊東市／塚田達也）