最終戦の出場権を掴んだファトラムだが、それよりも心配なのはタイにある自宅のことか・・・

今年の米女子ツアー最終戦「CMEグループ タイトルホルダーズ」の出場権は、各トーナメントの上位3選手（ただし、既に出場権を持っている場合は下位に繰り下がる）に与えられる。

今週の「ミズノクラシック」でその権利を獲得したのは、上田桃子、ファトラム・ポルナノン、そしてクリスティーナ・キムの3選手。優勝した上田桃子は、日米の最終戦の権利を同時に掴みうれしい悲鳴を上げていた。

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「（米ツアーの）アジアシリーズに入ってから、最終戦に出ることをひとつの目標にしていた」という上田は、プレーオフが決まってティグラウンドに送迎されるカート上で、ツアー関係者に「（最終戦に）『出られるね』って言われて、嬉しさを感じながらティショットをしていました」と振り返る。

また、今週14位タイで権利を掴んだファトラムは、「（出場権のことは）考えてもいなかったです」。というのも、タイにある自宅は大丈夫だというものの、周辺には洪水が迫り「心配で毎日電話しています」という状況なのだ。明日、自宅へ戻る予定だというが、関係者の無事を祈りたい。（三重県志摩市／今岡涼太）