12月3、4日の2日間に渡り、タイのザ・ロイヤルジェムス・ゴルフ＆スポーツクラブで開催予定だった「日韓女子プロゴルフ対抗戦」が洪水被害のため中止されることになった。日本女子プロゴルフ協会が27日、発表した。

今年は主催にタイ国政府官公庁が入り、同大会では初となる日韓以外での開催となるはずだった。しかし、今夏にタイを襲った記録的な大雨により、タイの中心部まで洪水の被害が拡大。開催コースはバンコク市内から30～35キロ圏内と近く、これまで開催に向けた協議が続けられてきたが“現地のコンディションが本大会を開催できる状況には至らない”との結論に達したという。

＜＜　下に続く　＞＞

大会は1999年の第1回以降、昨年までに10試合を実施。通算成績は日本の3勝5敗1分け（01、2010年は中止、08年は大雪のためノーゲーム）となっている。

【日本女子プロゴルフ協会 小林浩美会長のコメント】
大洪水で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。今大会はタイ国政府官公庁の全面支援を受け、また選手も温暖なタイでの大会を楽しみにしていましたが、関係者が多大な努力をしたにもかかわらず開催が実現できず、大変残念に思います。