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工藤遥加と高橋恵、若い2人の相違点と共通点

この試合から今季のプロテスト合格者が晴れて出場できるとあって、今週の「ニトリレディス」では多くの若手プロたちに注目が集まった。

中でも大きな注目を集めたのは、プロ野球選手の父を持つ工藤遥加(18歳)。プロテスト最終日に試合では初めてというアンダーパー、それも「66」というビッグスコアで合格圏内に飛び込んだ勝負強さと、父親譲りの171cm、65kgという恵まれた体形、そして言葉の節々に溢(あふ)れる高いプロ意識がそのポテンシャルの高さを印象づける。

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予選2日間、その工藤は09年のプロテストトップ合格・吉田弓美子、そしてアマチュアの高橋恵とラウンドを共にした。プロ3年目の吉田は貫禄の「70」、通算3アンダーで堂々の上位フィニッシュ。一方、アマチュアの高橋もこの日「73」、通算2オーバーで自身2度目となるレギュラーツアーでの予選突破を果たした。

この組のラウンドを見て、印象的だったのが7番、そして8番ホール。直前の6番でベタピンにつけてバーディを奪った工藤は、7番(パー5)の2打目もフェアウェイに置き、残り40ヤード程のアプローチを残す。一方の高橋も同じく残り50ヤードのフェアウェイ。

SWのハーフショットという微妙な距離感が要求される3打目は、高橋がピン下2mにつけてバーディを奪ったのに対して、工藤はグリーンをショートして寄せワンのパー。続く8番(パー3)は、高橋がピンに向けてまっすぐの弾道で1mにつけて連続バーディとしたが、ドローヒッターの工藤は右に出た球が戻って来ずにグリーン右サイドに載せて、そこから3パットでボギーを叩いた。

高校に入ってから本格的にゴルフを始めた工藤は、まだ実質4年目。一方、高橋は7歳から15歳になる現在までに既に8年の経験があり、その差は小さくないようだ。

それでも、小学校から高校2年までバスケットボールを続け地区大会優勝も経験し、小・中学校で取り組んだ水泳では育成選手に選ばれ、他にテニスやアイスホッケーの素養もある工藤が、どこまでその才能を伸ばすかは注目だ。

工藤と高橋、歩んできた道はそれぞれだが、2人のゴルフには見るものを惹きつける何かがあるのは共通だ。(北海道苫小牧市/今岡涼太)

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