マネジメント事務所の後輩・木戸愛の活躍に目を細めながらも、自身のプレーにも手ごたえを掴んでいた上田桃子

今週の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で国内ツアーに一区切りをつけ、以降は再び米ツアーに身を投じる上田桃子。渡米に向けて弾みをつけたい一戦で、2日目に3バーディ、1ボギーの「70」をマーク。通算4アンダーの11位タイで最終日を迎える。

順位こそ1つ下げたものの、上田の中では手ごたえを掴むラウンドとなった。パットに関して「2、3個ヒントを掴んだし、それがしっくりきている」と、パット数は29（初日は31）と向上。ショットに関しても「16番から18番まで（強く）振ったけど、振った時の方が真っ直ぐ飛んだ。迷わずイメージで振った方が良かったので、明日もそれでいきたい」と、終盤3ホールでヒントを掴んだようだ。

後輩の奮闘もモチベーションを挙げる一因になっている。同じマネジメント事務所に所属する木戸愛が、この日「66」の猛チャージ。4位タイに浮上し、初優勝もうかがえる位置に浮上した。「メッチャ刺激になっています。後輩も頑張っているし、明日は私がビッグスコアを出したい。日本の前半戦最後になるし頑張りたいですね」と、後輩の活躍に目を細めながら、自らのチャージを誓っていた。