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プラス思考をもたらすグッドショットの好感触/チームPRGR

秋雨が降る中、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・東コース(6570ヤード・パー72)で43回目を数える日本女子オープンゴルフ選手権 競技の初日が行なわれた。
気温16.9℃、北東の風、風速2メートル。野芝のラフは80ミリ、グリーン周りのラフは90ミリ。グリーンの硬さを表すコンパクションは12 にセッティングされるはずだったが、降雨によって7・9と軟らかくなった。しかし、狭いフェアウエイと深いラフによってスコアは伸びない。雨量がまだ少なかった午前スタート組の2選手が、4アンダーで首位を分け合い、 アンダーパースコアをマークしたのは9選手しかいなかった。

チームPRGRの原江里菜は、午後組のアウトスタート(午後12時30分)最終組。まるで夕方を思わせる暗さと降りしきる雨の中でティオフし た。391ヤード・パー4の1番ホールは、初日のホール別難易度№1ホールだったこともあり、原もボギースタートとなった。その後は耐えるゴルフ を展開し、前半を2オーバーでターン。11番ホールではティショットが左サイドの松林の中に消えてしまう不運に見舞われ、ティショットを打ち直し。4打目をワンピンに着けるグッドショットを見せた。惜しくもワンパットで決められず、ダブルボギーとなった。

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これまでの原のゲーム展開では、ズルズルとスコアを落とす傾向が強かったが、ツアー後半戦に入って、本来のしぶとさを取り戻している片鱗を見せた。13番ホールでこの日2つめのバーディを奪取し、その後強まった雨の中で2ボギーでしのいだのだ。
5オーバー・63位タイ。スコアは平凡に思えるが、ホールアウト後の原には自信を秘めた笑顔があった。「自分としては、良かったと思います。結果として良いショットもあれば悪いショットもありましたが、不安なくプレーできましたから。パットの感じは良かったし、明日につながるラウンドで した」と原。自分のプレーに対する「不安」をメジャー大会のタフなセッティングの中で一掃できた。その嬉しさが顔の表情に表れていたのだ。

原と 同様に、午後スタートとなったチームPRGRの菊地絵理香は、4オーバー・50位タイ発進となった。「ティショットは完璧でした。フェアウエイ キープ率100パーセント。でも、雨で湿ったフェアウエイからのショットは、距離感が合わず、それがスコアに直結した感じ。アイアンの使用番手を 一つ上げて対処したつもりでもショートするケースが多かったですね。ショット自体は良いので『晴れ』の明日は、アンダーパースコアを目標にラウンドします」と菊地。

前週のミヤギテレビ杯では今季3度目のベスト10入り(9位タイ)を果たした好調さは持続している。メジャー大会は4日間競技だけに、まだ54 ホール「も」残されている。そう思えるプラス思考が、現在の原と菊地にはあるようだ。

関連リンク

2010年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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