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今季初!原と菊池が初日アンダーパーフィニッシュ/チームPRGR

猛暑が続く中、避暑地として知られる神奈川県・箱根町の大箱根カントリークラブ(6653ヤード・パー73)を舞台に、8月20日(金)から始まった「CAT Ladies 2010」。チームPRGRの原江里菜菊地絵理香がともにアンダーパースコアで大会初日を終えた。

原は2アンダー・11位タイ、菊地は1アンダー・20位タイと両選手がアンダーパースコアを初日にマークしたのは今季初だ。

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ツアー前半戦では、思うようなスコアを出せずにいた原だったが、ここ3試合では予選落ち1回を喫したものの、15位タイ(明治チョコレートカップ)、23位タイ(NEC軽井沢72ゴルフトーナメント)という成績を挙げ、徐々に本来のゴルフを取り戻しつつあるようだ。
この日、原は、1番ホールからスタートし、13番ホールで2つめのバーディを奪って着実にスコアを伸ばしたが、14、15番ホールで連続ボギーを叩いてスコアをイーブンに戻した。16番ホールのパー4では、ティショットが左ラフに捕まり、2打目もグリーン手前50ヤードのラフに打ち込んでしまった。しかし、3打目をワンピンに着け、それをねじ込んでパーセーブして、一度は失いかけた流れを引き寄せた。

そして17番ホールで2メートル、最終18番ホールでは1・5メートルのバーディパットをしっかり沈めての連続バーディ奪取。上がり2ホー ルでスコアを伸ばし、順位を11位タイまで上げたのだった。
「ミスショットはラインよりも左ばかりだったので、最終ホールではターゲットを右方向に定めて攻めたのが奏功しました。(計4つの)バーディはすべて2メートル前後で、パーパットを含めて、ショートパットの調子が良かったと思います。長いパットの距離感もう少し出せるようにして、パー5 ホールでもバーディを確実に取ってスコアメイクして行きたい」と原。大会2日目以降でのさらなる上位進出への課題を分析していた。実は、今週からパターをL字型マレットに変更。「イメージしたパットラインに対してパターフェースを
スクエアにセットしやすく、イメージと現実の構えの 誤差が少なかった」(原)からだという。パター変更も奏功しての好発進だ。

一方の菊地は、初日の目標を「アンダーパースコア」に定めていた。今季はこれまで17試合に出場し、10試合で予選通過。賞金ランキングは64 位(8月20日現在)と初シード獲得に向けて着実に歩を進めている。だが、スタンレーレディスでの10位タイが今季ベスト成績。「初日は良くて イーブンパー、オーバーパーで2日間かけてスコアを戻すような試合展開が多すぎです。だから、アンダーパーの好スコアで初日を終えて、上位に食い 込んでいきたい」と大会前日に話していた。
結果は2バーディ・1ボギーでの1アンダー・フィニッシュ。「ティショットが安定し、計11ホールでパーオンできたのがスコアにつながりました。あと2つは(スコアを)伸ばせたようにも思います。パー5でのバーディ奪取率を高めるのが明日の目標です」と菊地。大会2日目は「ムービ ング・サタデー」だが、ツアー後半戦に入って、いよいよチームPRGRの両選手が上昇気流に乗って行きそうだ。

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2010年 CAT Ladies



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