金田久美子が競技では初となるホールインワンを達成！ 地元で大歓声に包まれた

「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」2日目、地元・愛知勢の中でも会場を大いに沸かせたのが、20位タイからスタートした金田久美子だった。「ショットがすごくブレていた」という金田は、1番から11番まで耐えるプレーでパーを拾い、ガマンにガマンを重ねて迎えた12番パー3。

「今日、初めてピン筋に飛んだ」という8番アイアンから放たれたボールは、ピン根元に落ちてワンバウンドでカップイン。打ち下ろしのためカップインの瞬間が綺麗に見えたという金田は、「感動しました」とティグラウンドで歓喜の声を挙げた。

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過去に練習ラウンドで経験はあるが、競技では初めてというホールインワン。プロ転向後で初のイーグルがド派手な演出から生まれ、「最高です！」と笑顔を見せた。この日、1イーグル、1バーディ、ノーボギーの「69」。通算4アンダーの10位タイに浮上し、久々に上位に姿を現した。

昨年のファイナルQTでは下位に終わり、今シーズンの出場権獲得に失敗している金田。8試合に限られている推薦出場は、今週ですでに5試合目を迎えており、うち3試合で予選落ちと苦しいシーズンを送っている。LPGAの規定により、上位3名に入れば次の試合の出場権を得られるとあり、「今日みたいに耐えて、耐えて、まずは3位を狙いたい」と目標を掲げる。徐々に調子を上げてきているだけに、今はとにかく出場試合を増やしたいところだろう。