有村智恵のクラブセッティング
2010年 フンドーキンレディース
期間:05/14〜05/16 場所:福岡センチュリーGC(福岡)
12位タイ浮上の有村「3本を使い分けられるようになってきた!」
国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の2日目。3オーバー36位タイと初日に少し出遅れた有村智恵が、3バーディ、ノーボギーのラウンドで、通算イーブンパーまでスコアを戻し12位タイまで浮上してきた。
この日の有村は1番から10番までパーセーブを続けた。そして11番でピンまで13ヤードの3打目を直接カップインしてバーディを奪う。さらに15番、16番パー5でもバーディを奪い、ピンチは14番で4mのパーパットを決めた1ホールだけ。安定したゴルフを披露した。
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ところが、ホールアウト後の第一声は「悔いが残る・・・」だった。それは上がり2ホールの17番と18番で、ともに入れたいバーディパットをショートしてしまったこと。順位を大きく上げたが、自身の悪いところから話す有村らしいコメントだった。
それでもこの日は収穫があった。今季はウェッジを3本キャディバッグに入れている有村。調子が上がらないときは、その3本の特性をうまく引き出せず苦しんでいた。しかし、この日のチップインバーディが象徴するように、自分の選んだウェッジで距離、方向性が合ってきたことを素直に喜んだ。
「調子が良いときは10ヤード程度のアプローチはカップを狙えるんです。それがやっとできるようになってきました。あとはショットですね。ショットも練習量を増やしてイメージを掴みたいです」。ひとつがうまくいっても安心はせず、次なる課題に向かう。そのすべてで確信を持ったときにこそ、最強の有村が完成する。
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