岡本綾子氏が文化功労者に選出「身の引き締まる思い」 プロゴルファー3人目
2026年の文化功労者が23日(金)に発表され、日米欧通算62勝のプロゴルファー岡本綾子氏(75歳)が選出された。ゴルフ界では2014年の樋口久子・日本女子プロゴルフ協会前顧問、24年の青木功・日本ゴルフツアー機構前会長に続き、3人目となる。
岡本氏は「身に余る大きな栄誉を賜り、身の引き締まる思い。ゴルフに真摯(しんし)に向き合い、挑戦を続けてきた歩みが、このような形でスポーツ文化の発展に寄与できたと評価していただけたのなら、これに勝る喜びはありません」とコメントした。
1951年4月、広島県安芸津町(現東広島市)生まれ。中学時代にソフトボール部に所属し、愛媛の今治明徳高を経て入社した大和紡績福井でエースかつ主軸打者として活躍した。その後、大阪の池田カンツリー倶楽部で研修生となり、2回目の挑戦だった1974年のプロテストに合格した。
翌年の「美津濃トーナメント」で初優勝。81年には年間8勝を挙げて賞金女王に輝いた。米国女子ツアーでは本格参戦した82年に初優勝を遂げ、4勝した87年には米国人以外で初めての賞金女王になった。通算勝利数は日本ツアー44、米ツアー17、欧州1。
2005年に世界ゴルフ殿堂、14年に日本プロゴルフ殿堂入りを果たした。
<岡本氏のコメント全文>
「このたびは、文化功労者という身に余る大きな栄誉を賜り、身の引き締まる思いです。わたしにとってゴルフは人生そのものでもあります。ゴルフに真摯に向き合い、挑戦を続けてきた歩みが、このような形でスポーツ文化の発展に寄与できたと評価していただけたのなら、これに勝る喜びはありません。
現在は、世界を目指して頼もしく羽ばたく若い選手たちが次々と生まれています。わたし自身も、ゴルフという素晴らしいスポーツからいただいた数多くの恩恵を次の世代へと繋いでいけるよう、これからも微力ながら後進の育成とゴルフ界の未来に力を尽くしてまいりたいと思います。
これまで私を導き、支えてくださったすべての皆様に、心より深く感謝申し上げます」