テレサ・ルーが4年ぶりトップ3 産休明けシーズンに「みんなのためにやらないと」
◇国内女子◇明治安田レディスゴルフトーナメント 最終日(19日)◇仙台クラシックGC (宮城)◇6692yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆3904人)
ツアー通算16勝のテレサ・ルー(台湾)が8バーディ「64」でプレーし、通算17アンダー3位で大会を終えた。2022年「パナソニックオープンレディース」(2位)以来、4年ぶりのトップ3に「ひさしぶりの感じ。めっちゃ良かった。自信がつきました。自分ができることは全て出し切った」と汗を拭った。
最終18番はティショットが左に飛んだが、ギャラリーの傘に当たり、ラフに転がった。そこから残り124ydを3mにつけてバーディフィニッシュ。「運も良かった」と笑顔を見せた。
24年9月に第一子の長男レオ君を出産し、産休による特別保障制度でシード選手として本格復帰した今季は出場13試合でメルセデスランキングは42位。5月までは予選落ちが3試合を数えたが、直近7試合は予選通過を続ける。またドライビングディスタンスはシーズン平均255.41yd(2位)。キャリアハイだった2017年の254.18yd(4位)を上回るなど、産休明けの38歳にして驚異の数値をたたき出している。
「試合勘がないとダメ。最初はワクワクしすぎしていたが、慣れてきてショットも安定。楽しい」
台湾にいるレオ君とは離ればなれの生活だが、「試合の週はテレビ電話をするが無視される。全然相手をしてくれない。困ります」。次週「大東建託・いい部屋ネットレディス」後には帰国して束の間の夏休みを過ごす予定だ。
「みんなのためにやらないといけない。責任感がある。優勝したい」。愛息のためにも2017年「LPGAツアー選手権リコーカップ」以来のツアー17勝目へ。国内ツアーでは2021年「GMOインターネット・レディス」の若林舞衣子を最後に遠ざかる“ママさん優勝”を目指していく。(宮城県富谷市/玉木充)